Our Mission

 Social Gallery KYEUMは都市、アート、文化、平和、そしてアジアと関連した社会的課題について文化的な手法を用いて、問題の理解、改善、かかわり方を模索するカルチュラル・コレクティブです。 平和研究者と建築家が主軸になり、日本国内外の作家、研究者、市民活動家、ジャーナリスト、アーティストたちとコラボしつつ、展示会、ブックトーク、勉強会、対話サロンなどを展開しています。

 Social Gallery KYEUM is a cultural collective that uses cultural approaches to explore ways to understand, address, and engage with social issues related to cities, art, culture, peace, and Asia. Led by peace researchers and architects, the collective collaborates with writers, researchers, civic activists, journalists, and artists from Japan and abroad to organize exhibitions, book talks, study sessions, and dialogue forums.

2026年度の活動

 *News! 2026年4月から一般社団法人になりました。これからもよろしくお願いします。

 *News! NPPF2026(5/22-5/24@Nagasaki)でワークショップを開催しました。40人以上の方々が参加し、日常の平和実践について語らう時間を設けました。ありがとうございました。

 

【ワークショップ】
国境と分断をまたぐワークショップ:宋銀庭&金敬黙(Social Gallery KYEUM)
政治的な対立や国境の壁、文化摩擦が立ちはだかる時、共感と対話はそれを乗り越えるソフトパワーとなります。アジアの社会的課題に対し、文化的なアプローチで向き合う「Social Gallery KYEUM」による実践的なワークショップです。参加者自身の経験や実践を共有し、語り合うことを通じて、他者との接点を見つけ出し、新しい連帯の形を共に模索します。

 [Workshop]

A Workshop Bridging Borders and Divisions: Song Eunjeong & Kim Kyungmook (Social Gallery KYEUM)

When political conflicts, border walls, and cultural friction stand in our way, empathy and dialogue become the soft power that helps us overcome them. This workshop, led by “Social Gallery KYEUM,” addresses social issues in Asia through a cultural approach. By sharing our own experiences and practices and engaging in dialogue, we will discover common ground with others and explore new forms of solidarity together.

* 人文対話(INMOON SUDA/ 인문수다)

加藤陽子『それでも日本人は戦争を選んだ』新潮社、2016年。

李良枝『由煕』講談社、1989年。

2025年度の活動

* 人文対話(INMOON SUDA/ 인문수다)

 文学作品を通じて異文化を知る、理解する、そして語り合うことをテーマに掲げた、メンバー制ブッククラブ形式の活動を展開します。

* KYEUM Series 2025「Diversity, Equity and Inclusionをとりまく分断

* KYEUM GACHI PROJECT「分断をまたぐ/ Going Beyond the Divide/ 분단을 넘다」

KYEUM GACHI PROJECT 「分断をまたぐ」 Vol.2 KOREA Fieldwork

*You Tube KYEUM CHANNEL

Annual Report

Annual Report 2024 (準備中/ 旅の模様をお伝えするフォト紀行文形式で準備中です。Coming up soon) 

Annual Report 2023

Annual Report 2022

Annual Report 2021

 

街場のアイデンティティを考える

 ICOMOSまで警告を出した神宮外苑の樹木伐採問題。人間が「問題」と捉えたものはたいてい「解決」できるという話を聞いたことがあります。「解決」できないものは「運命/宿命」と捉えるからだそうです。 

 直接的につながっているかは皆さんの判断次第ですが、以下の問題意識から9月24日の企画が展開されますので、改めてお知らせします。いつもの仲間と新たに関心を示してくださる方々に支えられて、今回ももう少しで満席です。

 「いつまで東京、ソウル、シンガポールは大型事業の再開発を進め、どこに行っても同じ景色の画一社会を生み出し、またどこに行っても同じ商品を販売する消費社会を助長すれば気が済むのだろうか」。そこからコミュニティの交流と対話、信頼は生まれるのか。

 本屋や文房具、喫茶店、銭湯、公園など街場の生活文化を支えてきた場(間)が失われ、対話や居場所が失われつつある。そこにしかない資源や物語が、フランチャイズ化された商品などに置き換えられる。どこに行っても同じ「スマートシティ」を掲げたり、一部の富裕層のみが喜ぶ高級な設備をつくるよりも、レトロ風の街場固有の文化を保ち、人々の姿を保存したり再発見するほうが付加価値の高い、都市の魅力とプライドになり得ると考える。そこにしかない、暮らしを守るのである。

 そのような街場の記憶や記録を再開発の際に取り組む場合もあるが、演出されたレトロはどこか疑似的であり、物語の主体性が見えてこない。画一化、均質化、環境美化、区画整理、経済成長などのキーワードに塗り替えられてしまいがちな街場のアイデンティティを如何に保存し、また再発見するかが問われている。地元の街場の個性が無くなり、タワーマンションとショッピングモールをひな形とした消費主義が進むことへの歯止めが必要である。